「競馬の一元化」と「プロ野球1リーグ化」との大きな違い | 裏・猛牛丸日記(マーブルXの裏の裏・どろどろ日記)

「競馬の一元化」と「プロ野球1リーグ化」との大きな違い

(「競馬の統括機関一元化」の場合)
(1)中央競馬(JRA)と地方競馬(NAR)の2つの統括機関が併存する事による、公正確保面での不具合(「関係者馬券禁止ルール」等の問題や、「騎手・調教師の免許制度」の障壁等)の解決につながる面が大きい。
(2)統括機関を一本化することにより、(特に地方競馬において)多元化している電話投票システムを、各々の操作性を生かした新たなシステムに一本化できる上に、地方競馬場でもJRAの馬券を容易に買う事ができ(その逆も可)、「無駄な日程」をリストラさせれば効率も上がると思われるのだが…。(<特に、南関東地区や東海地区に、この「無駄な日程」が多いような気がするのだが…。週5~6日ペースで連日開催をやっていたら、いくら在厩馬のあっ旋(出走数)を捌きたいからといっても、かえって他地区のファンの興味が「南関東一極集中」になりかねないという「弊害」さえも…。)

(一方の、「プロ野球1リーグ化」の場合)
ただでさえ、読売巨人軍が、連日連夜の如く、大半の主催試合を日本テレビ系列の全国ネットでオンエアさせ、或いは読売新聞(発行部数1200万部ともいわれる)やスポーツ報知等の系列媒体も駆使して高人気を維持させている一方で、パ・リーグのチームの中には、経営難に陥っている球団もある、という「偏セ化、それもG一辺倒化した一極集中人気」の状況で、不採算球団を合併・消滅させることによって、かえってそうした「G一極集中構造」の悪化から、かえってファン離れにつながらないか?

(「マーブルXのどろどろ日記」2004年7月10日(土曜日)付の記事を全文再録)