裏・猛牛丸日記(マーブルXの裏の裏・どろどろ日記) -3ページ目

マーブルXのIPATどろどろ日記(第1章) はじめてのIPAT

(その1)2002年7月13日、土曜日。
さぁ、いよいよ、JRAでも、遅れ馳せながら、「馬単・3連複」スタート…、そして、「IPAT(PCタイプ)」導入で、極端な話、ネットカフェとかマンガ喫茶の端末からでも馬券が買える、てコトじゃないか!!(それこそ、「パソコンに座りながらテレビが見られる」席の構造を持つカフェ屋ならば、混雑を気にせず楽勝で馬券が買えて、「ノミ行為追放」にも一役買う…て事じゃないか!)
でも、「馬単・3連複」って、もうとっくに南関東(大井・川崎・船橋・浦和)ではおなじみ、じゃないか…と思いながらも、どうにもその事で気を取られる。

…も、しかし、前日の12日の入金で入った残高が、たったの千円…。ガビ~ン!
「これではピンチ!」と思いつつ、とりあえず「買える」と踏んだレースを予想して、「Xデー」を迎える…。
そして、13日当日の朝、ARS(プッシュホン)でその軍資金の千円を、1レース、2レース、5レースの3連複に賭けてみる…、も、結果は案の定、裏目に出てしまった…。これでは「カフェでIPAT」どころではない…。
みるみる内に電投の残高がゼロになってしまい、やむなくウインズ(場外)行きを余儀なくされ、当日の特別レースにことごとく手を出すも、逆パーフェクトの憂き目に遭ってしまった…。

翌週の7月20日、土曜日。某所に所用で行った際に、待ち合わせの時間を利用して、公衆端末からIPATにアクセス…、と、その際に、ブラウザのバージョンチェック…。(MS社のIEが「5.5SP2以上」でないと動作保証範囲外)
見事「IE6.0」である事判明。さぁ、コレでアクセス…。ヒヒヒヒヒ…。(これでいざと言う時も、カフェ屋や市中のビジネスセンターのIEからバージョンさえ合えば…前売りも延長で買い放題…。)
しか~し、7月20日はIPATで当りがソコソコ来たのに、翌21日はカラッキシ駄目…。

その後、市中のカフェ屋やらビジネスセンター(←例えば、「キンコーズ」等の…)やらを巡っては、ブラウザチェックしてIPATが使えるか否かをチェックする、という日々…。しか~し、お店によっては、何とバージョンが「IE5.0」だの「5.5SP1」だの、果ては「IE4.0」(古い…)を入れたままのまるでセキュリティ無しのトコがあったりするから困る…。

(その2)時は流れて、11月23日、土曜日。
この日は、僕は中山まで行って、「ジャパンカップダート」に出走する、トーホウエンペラーの勇姿を観戦したのだが、肝心のトーホウが「行かず・伸びず」の実に不本意な内容で6着惨敗…、金銭的にかなり打撃を食らってしまった。
その「リベンジ」、とばかりに、帰りに某漫画喫茶店に寄って、店内の公衆端末から、翌日の「ジャパンカップ」のIPAT投票を、個人的に「馬券の買い増し」のつもりでしてしまった…。

買い目:馬単1着流し7→1・3・4・14、3連複3-4-7、3-7-14、4-7-13、7-13-14の都合8点。(実は当てずっぽうで、シンボリクリスエス軸に「出目の語呂遊び(負け戦覚悟)」で投票していたりして…。(苦笑))

後で、オッズを良く見ると、「万馬券で復活」の目がゴロゴロと…。これには僕もかなりビックリしてしまった…。果たして、「万馬券的中証明書」なるブツをゲット出来るのだろうか?ちと半信半疑になってしまった…。

しか~し…、結果は又してもデットーリ…で、1→8→7と入り、馬単・3連複とも「白ラベル」の大外れ…。外国馬との比較もなんも、こりゃぁ「難しすぎ」る…。

意外と危険!!カフェでの徹夜・・・(リターンズ)。

皆さんは、漫画喫茶店などの「複合カフェ」で、即売会開催日の前夜から徹夜をした事があるだろうか???又、非開催日に、「最終電車に乗りそびれた…」とか「面白いHPを探したくなった」とか…、色々な理由で、時に深夜料金なぞまで支払って、そういう「愚」をやらかした経験がおありだろうか???(<特に「2ちゃんねら~」なんかに多そうなので…。)
かく言う僕も、オタク系ニュースサイトやらギャンブル系サイトやらを回りまくる時に、時折そういう「愚」にハマり易い…。(コレに自分の趣味の博打が加わろうものならば、「1日で一万突っ込んでしもうた」なんて羽目にも…、そういう自分が本当に結構つらい…。)

実を言うと、これらの行為を行った所で、実際には「眠気が翌朝まで残り、翌日の業務に悪影響が出る危険性が大」だったり、或いは「寝不足のせいか、翌朝即売会場で倒れて…」というような危険がある上に、深夜(パックか通常かは問わず)の利用料金が、一部店舗では、実質的に「サウナ風呂又はカプセルホテル・健康ランド(24時間営業店舗)で仮眠を取る場合」のそれに匹敵する事も良くある事である…。

勿論、「スリや置き引き等への、防犯上の警戒」に気を取られ、気が付いたら寝不足、とか、あるいは、韓国・中国(香港も含む)などでは、ナント「カフェ徹」でネットゲームに興じた挙げ句、気が付いたら「意識不明→そのまま死亡」という事故のケースも発生している。

(そんなこんなで…2003年12月16日午前3時半追記…何でだろ???)…さて、これを書いている今現在、どうも、僕は、まるでギャンブルでのソレのように、「中毒」のごとき状況で、(それこそ某巨大掲示板まで見てしまい、)時間+銭を食う状況になってしまっているが、これはマジで良くない状況だ…、鬱だ…逝こう…と書いていたら同じ穴のムジナであるので、コメントは控えたいのだが…、いくつか気づいた要点をまとめておきたい…。(<「お目当ての即売会の開催日の直前」の場合にも言えるし、予定外のネットウォッチにハマっての際にも言える事だが…。)
(1)「2ちゃ○ねる」等に代表される、「スレッドフロート型」の巨大掲示板群の、見にくいスレッド(書き込み)の山を探している内にハマるパターン、(2)Google等の検索エンジンや各種ニュース系サイトで、色々とネタを探している内にHPを沢山見てしまってハマるケース。:これらは、その掲示板群の読み出し量を控えるなり、あるいは必要以上の検索をしない…、という手段しかないだろうし…、大体、最大手の板たる「2○ゃんねる」なんかは、余り夢中になって追いかけても、「夢の島の埋立地から徳川埋蔵金やらダイヤやらを掘り出せ!」という大それたネタ探しにしかならず、かえって害毒になる面もあるのではないか…?(それどころか、最近は一部有料化の動きもあり、その辺で「使い勝手」が制約される面もあるからだ…。)ヤフーにしても、特定投稿者のカキコのウォッチをしてしまえばコレも又真なり、か…。<もし心配ならば、「2ちゃん○るボイコット」をしても良いのかも…?(それか、興味のあるジャンルにおける(善良なる管理のされている)専門掲示板(群)や、自分の「信頼できる」に足ると認めたサイト(の板)のみを使う、というのも一手か…。)(つづく)

(注:過去記事)りんかい線延伸と、「大井競馬年末昼間開催」の日程面等に関する考察

(この項、2002年10月16日付の日記より、加筆・訂正の上再録)
大井競馬の年末昼間開催、(「大賞典」とかと)途中にコミケがビッグサイトで開催されるせいか、りんかい線の帰りラッシュが大変だろうに…。ならば31日の1日限定開催にして、30日に自場の重賞2つ(大賞典+東京2歳優駿牝馬)前売しながら、27~30日は他地区(高崎とか)の場外、て日程変更してもいいのになぁ…。(コミケ参加者が期間中1日平均で15~17万人来る為、天王洲アイル~大井町以遠に向かう列車は相当な混雑…モノレールにも影響絶大。ならば参加者の安全最優先に考えて、特別区競馬組合も開催の自粛中止・他地区場外発売への変更等の日程の再考を今後考えておく必要があるのではないのか…?「関東地方公営競馬協議会」を事実上仕切ってるのは大井、即ち特別区競馬組合な訳だし…。)
交通の混雑対応や導線の確保等を、大井は如何に考えているのか???現状では、どうにも疑問に思えてならない…。(思わず、観戦ボイコットでも煽ろうか…と思ってしまう位の「無策ぶり」にしか、僕には思えないのだが…。)
(ここから11月14日付の日記より加筆・訂正の上再録)
上記の趣旨の問題提起を、僕が10月16日付の日記で取り上げた所、「冬コミと、『東京大賞典』ウィークの大井競馬の『年末恒例』となっている昼間開催との日程競合による混雑及び、それらに伴う雑踏事故等への回避策」の一案としての「大井競馬年末開催の日程短縮・重賞開催日変更等の日程の再考論」が、一部(特に、「2ちゃんねる」内のいくつかの掲示板等)で、「大井競馬開催中止論ではないか!」等というとんだ「誤解」から、物議を醸してもしまったので、改めて再度誤解のないように説明したい。
結論から言うと、あの「案」は、「一サークル参加者」の立場としての僕の、大井町駅および天王洲アイル駅の乗換導線における、「万一」を想定しての、危険防止の為の「一私案」に過ぎない。当然ながら、「大井競馬の開催中止、あるいは『休・廃止』論」(←そんな事は一言も言っていない!)等ではなく、あくまでも、競馬日程面での、「問題提起」としての「一私案」以上の何物でもない…。
(りんかい線延伸に関する各種公開情報を、あくまで「一サークル参加者として知り得た範囲」で分析・検証したものに過ぎない…。)
何故ならば、たしかに、大井競馬にとって、年末年始は、GI・「東京大賞典」を抱える、ドル箱開催の一つである事は事実だが、しかしながら、その「大井競馬の一最寄駅」たる大井町駅のホームに、その大井の飲み込む数万人の「お客様(競馬ファン)」の一部(勿論大井へは、大森(京急大森海岸含む)・立会川・品川、更に浜松町始発のモノレールからでも行けるが…。)よりも、はるかに多い数のコミケ参加者の一部(注:これも、「ゆりかもめ」や都バス(東京駅や営団地下鉄豊洲駅、りんかい線新木場経由、水上バス等にもある程度分散するが…。)の大群が、帰りの乗換導線でぶつかる事や、埼京線への相互乗入れが通常20分間隔と長い事も相まってか、(特に大井町乗換の)帰宅導線上のコミケ参加者と、メイン~最終レース後に大井町行きの無料バスで帰る競馬ファンとでごった返し、それにより「ホーム上のキャパシティオーバーから、結果としてホーム上の通行規制」の危険性もはらむのではないか???という懸念が、筆者には想像出来るが為に、ああいう発言となった次第である。
(嘘だと思ったら、「JRAの東京競馬場が何故ゴールデンウィーク(5月上旬)の時に、開催の日程を一部ずらすのか?」という事を、ヨ~ク調べてみると参考になるだろう…。)
最後に、上記「試案(私案としての)」に関して、一部に憶測や噂を呼んでしまい物議を醸した事等に関しては、関係するすべての皆様にこの場を借りて深くお詫びすると同時に、改めて、コミケの拡大準備集会等でも「ご意見」として、「場」に対する問題の提起として取り上げられれば、と思う次第である…。 (この項、12月上旬に再度りんかい線に乗車して、調査を進めていく所存であり、今しばらくお待ち頂きたい…。)
(2002年12月8日23:10追記)先程、大井競馬の公式サイトを拝見した所、年末の大井競馬開催は、TCK側が、(色々と当方の発した問題提起に気づいたのか?)何だかんだで、結局の所、「12レース制・最終レース17時50分発走」とする、「プチトゥインクルレース」と銘打った開催として26日~31日に行う、とのリリースを目にした。これも、僕には「う~む…、いくらこれが、『冬コミ参加者のりんかい線の行列絡みの混雑の緩和を狙ったものだ』としても、それならば、いっそのこと、『4月~年末開催迄、あるいは通年トゥインクル』の方が混雑緩和になりはしないか?それでもって、『他地区競馬の昼間開催の南関東地区でのリレー場外発売』も絡める分には、様々な問題解決にもなると思えなくもないが…。」と思ってもしまったのだが…???(いずれにしても、コミケ当日の大井町駅の乗換導線が、どこまで混むか、これによっても変わってくる。まぁ、今回のC63(冬)は、『一度やってみての準備会・JR・TWR・競馬組合の四者の対応』にとりあえず注目…としか言いようが無い。(一部、僕が、イタズラに「煽って」批判してしまったかな?と思った部分については、素直にこの場を借りてここにお詫び申し上げたい…。)

南関東4競馬の「不透明な運営体質」への苦言(2)

(転籍騎手の受入面での問題点について)

さて、これは南関東4競馬場に限らず、全国各地の地方競馬にも言えることなのだが、「騎手本人の都合」の場合だけではなく、「所属競馬場が廃止、又は休止という状況」における場合の転籍(移籍)に際しても、各地の騎手会(又は調騎会)等の定める「内規」等によって、転籍後の一定期間は騎乗出来ない「猶予期間」が生じてくる部分がある。

勿論、大怪我等で長期休養明け、というような、「止むを得ない場合」における、復帰を前提とした「技術研修」の面での「猶予期間」であれば、それは問題ない所だろう。
だが、しかしながら、万一、「騎手の所属する競馬場が廃止になった場合」において、転籍地の騎手会等の定めた「内規」によって、転籍してすぐに騎乗出来ない、というのでは、騎手の技量・能力面での劣化のみならず、「やる気」の喪失をも生み出しかねない面が出かねないのではないだろうか???
また、これは、最近問題となっている、「中央・地方の『重複免許』あるいは『一元化された統一免許』に関する、制度上の問題」(いわゆる「ダブル免許制問題」)等とも、密接な関連性をもっている一面があるので、あえて問題として論じてみたい。

その好例の一つが、2001年4月の、大分県の中津競馬の廃止(6月3日限りで開催休止、のはずが、新年度の4月1日以降の開催を、「映像業者との補償交渉の決裂」を口実にして、「中止打切」にしたまま廃止)により、兵庫への転籍を余儀なくされた有馬澄男騎手であろう。
同騎手の場合は、兵庫県の騎手会の定めた、「一旦現行の騎手免許を返上、一時的に「引退」の手続をした後に、転入後最低1年間の、厩務員としての研修期間を経なければ、騎手としての復帰は出来ない」という、おかしな「内規」により、復帰が2002年10月にずれ込んでしまったのだ。

振り返って、南関東地区の場合はどうだろうか???
南関東地区の場合、大井と川崎・船橋・浦和とでは、騎手の転籍に関する取り扱いに、以下のような相違点がある。

通常、他地区から南関東地区に騎手が転籍する場合、大井競馬では騎手会が一切受入を拒否し、結果として、川崎・船橋・浦和の3場のいずれかへの転籍を余儀なくされ、更に「研修・待機期間」と称する、6ヶ月間の「騎乗猶予期間」を経た後に騎乗可能となる。
(大井における「例外」は、(1)新潟県競馬にレンタル移籍していた山本泉・元騎手の引退後の「代役」として1999年9月から2000年12月までレンタル移籍した後に大井にUターン復帰した、川本裕達(かわもと・ひろみち)騎手と、(2)島根県の益田競馬の廃止の後に、大井関係者の親類のオファーもあって特別区競馬組合より打診を受けて転籍に至った御神本訓史(みかもと・のりふみ)騎手の2名しかおらず、その他の騎手の転籍の希望は頑として却下、という状況である…。)

仮に、「所属場の廃止によって、止むを得ず転籍」という場合においても、「その期間が短縮される」とはいえ、「猶予期間」を最低でも2ヶ月、平均では3~4ヶ月要するという、騎手にとっては「受難の日々」が続く事にもなる。(その間に、騎手間での相互の「しがらみ」(←談合的な関係云々も含めた)等から、転籍してきた騎手の騎乗技術が、転籍前のそれとは「変わり果てたものになる」危険性も出て来る。)

これらの、転籍騎手に対する、「騎乗猶予期間」等における取扱は、各地区毎に大きく異なっており、「A競馬場では転籍後1ヶ月経てば乗れるのに、B競馬場では転籍後半年経たないと駄目」という風な、「帰属の概念」がある故の「地域間の格差」をも生み出し、結果として騎乗技術の発揮をしにくくしている状況をもたらしてもいる。

となれば、これらの問題解決の為には、各地区毎の「騎手の転籍」に関する騎手会等の定める「内規」等のルールの面を、「全国統一ルール」の制定等により一本化する等の、「スムーズな転籍」を可能たらしめる為の抜本的対策が必要になって来ると思うのだが…。

さて、特に、大井競馬場(特別区競馬組合)をはじめとして、南関東地区の競馬の場合、競馬に関する「情報公開」の面において、いくつかの問題点が挙げられ、その事は同時に全国各地の地方競馬、ひいては中央競馬も含めた全国すべての競馬における、各種レース情報の公開の面にも多大なる影響を与えている面がある。以下に、その問題点を挙げてみたい。

(1)南関東版(東京本社版の「首都圏版」の紙面を指す)のスポーツ新聞の場合、各紙とも連日のように、金太郎飴の如く、自地区の競馬の印付き出走表(メインレース、或いは新聞によっては一部特別レースも含めた「簡易馬柱(印付き出走表に前走着順データも含めたもの)」、又は前2~3走程度の馬柱付き出走表も。ちなみに、「デイリースポーツ」紙の場合、南関東競馬に関しては、全レース分の前3走着順+脚質+2連対率等を掲載している。)を載せて、自地区の電話投票「SPAT4」会員の便宜を図ってはいるものの、一方において、「東京中日スポーツ」等の一部の新聞(←新聞が発売される地域にもよる)を除いては、他地区の通常のレースは、(南関東地区発売のレースを除いては)北関東競馬の出走表すら掲載されず、これらが、特に地方競馬共同在宅投票(D-net)の加入者をはじめとした南関東以外の他地区の電話投票の加入者のファンに、ある意味「不利益な取り扱い」をさせている点。(それゆえ、他地区のレースの詳細な情報が、必然的に、インターネットの、「keiba.go.jp」のHPでしか入らない…という状況すらもある…。)

(2)その上に、重賞有力馬の出走ローテーション等や、騎手・調教師の動静・消息等に関する情報が、中央競馬の場合(それでも重賞における有力馬が中心…。)と比べて、「南関東地区の公営競技場の多さ」ゆえの「紙面上の制約」にも助けられてなのか、ほとんど報じられず、結果、紙面上の記事全体における扱いが「オートレース並、又はオートのそれより(平均で)多少多めな程度」という、情報公開の少なさが存在する点。

(3)これは、地方・中央共通の情報公開における、全国的に存在する「構造上の問題」だが、競馬のライバル競技の1つである「水上の格闘技」・競艇の場合、レース直前の「スタート展示」(スタート時の進入が、「スロースタート」か「ダッシュスタート」か?)や「展示航走」などにおいての、競技情報の公開が、直線150mの航走タイム(展示タイム)モーター(エンジン)の部品の交換や取付け(チルトの角度やら、一部の場におけるライナーの装着状況等)まで含めて、すべてファンに対して詳細に公表され、それらがファンに好評を得ているのに対して、競馬の場合は、装蹄(蹄鉄の使用状況)や馬具等の装着状況等については、中央における遮眼革(ブリンカー)の装着の有無の「例外」を除いては、一切公開されておらず、地方競馬を扱う一部の専門紙(特に南関東)においても、ブリンカー、ものによってはシャドーロールの装着状況が、馬柱の前走データ欄の下部に記号で公表されているだけで、実際には、開催本場のパドック(馬下見所)にて生で見ないとそうした「競技情報」が入手出来ない、という状況を生み出している点。
その上に、他地区の中には、コース上の砂の入れ替え状況を公表している地区もあると言うのに、南関東においては、主催者の4組合側が、きちんとその辺をもマスコミに公表させない部分があり、馬場状況(時計差も含む)等の問題と合わせて、改善の余地がある点。

(4)その上に、南関東競馬の場合、いくら「各地から優秀馬を転入させて寄せ集める」為とはいえ、たとえ下級条件馬の競走においても、相対的にみて「実際の全国水準の能力レベルと不相応」の、極めて高額な賞金体系となっており、それらが、(大相撲よろしく)調教師・騎手等に蔓延する「消極的プレー(いわゆる「行き・行かず・やり・やらず」の部分も含む)」に見られる様な「無気力競馬」、ひいては各種不正行為等までをも生み出す「温床」ともなっている一面がある点。
又、それらの部分における、専門紙の「厩舎情報」(調教師コメント)や調教タイム・評価(追い切り時計)、展開想定に対する、実際のレース展開との相違に起因する「分かりにくさ」。(→いくら「展開的なアヤ」が有っても…。)
(他地区競馬の一般戦における1着賞金が、せいぜい数十万円程度なのに対して、南関東のそれは、いくら「最下級」のC3戦でも、1着馬には最低でも百万円は出す仕組みとなっている。当然、「取るに足らぬ」ような重賞戦でも、平気で1千万円超の高額賞金が出る上に、ダートグレード競走の賞金よりも、自地区限定の重賞競走のそれが高いという、いかにも奇妙な「逆転現象」が生まれて来る訳だ…。)

(注:もっとも、この「分かりにくさ」は、南関東だけの問題でなく、地区によっては、「専門紙が単なる馬柱の寄せ集めだけで、調教タイムすら掲載されない」地区や、専門紙が「厩舎情報」をほとんど公表しない地区もある。)

(5)さらに、南関東競馬の広域発売の場合、最近の、新潟県競馬(新潟・三条)や益田競馬(島根県)等の廃止による、事実上の「吸収合併・専用場外化」にもかかわらず、そうした廃止地区等における、南関東競馬の場外発売に関する広域的なPR(地元一般紙・TV等へのCM広告等)を、「スポーツ新聞任せ」にして、事実上「怠っている」点。(これは、「広報予算を無駄にしている」部分がある点として、問題視されて当然だろう…。)

南関東4競馬の「不透明な運営体質」への苦言(1)

(3連単馬券推進」策等の、「興行優先型」運営の問題点とは?)

最近思うのだが、南関東4競馬場(大井・川崎・船橋・浦和)において導入されている、「3連勝式馬券」、とりわけ「3連単(馬番3連勝単式)馬券」を、主催者たる4組合側(特に特別区競馬組合)が躍起になってその購入を促すかの如き宣伝の手法をしている部分等についての問題点として、いくつかの「苦言」を発しておかねばならないと思う。

まず、第1に、競馬における「3連単」の、他種競技やパチンコ・ナンバーズ3と比べても格段に低い表面確率に起因する、「賭博性」の激化に関する、CR化以降のパチンコ(特にデジパチ・権利物等)同様の「金銭濫費(使い過ぎ)」の危険性等についての、十分な検証も全くされずに、「見切り発車」的に強引な導入を行った事。ただでさえ、「3連単」が1~3着を着順通り、「3連複」は1~3着を順不同でそれぞれ当てなければならないシステムなのに、この賭式を単・複勝式や2連勝式と同様に、十把ひとからげに「100円単位」で発売するだけでは、低確率に起因する不的中の多さから、一度付いた筈の新規ファンが離れて行きかねないのでは?との懸念が考えられてならないのだが…。(競馬法上、勝馬投票券(馬券)は「1枚分10円」で、100円券は「10円券×10枚を代表する1枚」として発売出来ている訳だからして、「1枚券としての10円(単位)馬券」の発売を、3連勝式限定という形でも、認めてやっても良い時期に来ているのではないか???

第2に、そうした3連勝馬券の「賭博性」を高める「努力(?)」が、かつてのバブル期ならばいざ知らず、この未曾有の大不況期において、一種のゴリ押しで実施されることにより、ファンの選別・差別化(要は、賭博性のそれほど高くない枠複やワイドで遊ぼうというファンや、少額の小遣い銭で楽しもう、というファン(特にライトユーザー)を、ある種「排除」させようというような、うがった「魂胆」)が見え隠れもしなくはないだろうか???即ち、これまでの「旧馬券」たる2連勝式馬券で楽しんできたファンに、「3連勝式馬券」を沢山買うように仕向けさせるだけの、競走番組の「難解化」(関係者の「無気力さ」の部分等も含めて)とリンクさせる形での、確率面での「弊害」を出来るだけ隠蔽させようとする考え方があるのでは?との懸念だ。

第3に、これは大井競馬における広報宣伝・「興行」の面での苦言だが、どうも大井には「夜のダート競馬」の「見た目の綺麗さ」のイメージを悪用して、そうした「3連勝馬券の賭博性の弊害」の部分を隠そうとする意図・魂胆がかなり見え見えになっているのではないか?という事だ。例えば、大井本場における、ナイター開催時の、照明のいわゆる「カクテル光線」やら、かえって「無意味」としか思えない「電飾ショー」等やら、某関西大手芸能会社所属タレント等を起用したショーだの、「娯楽の多様化」への便乗としか思えない、必要以上の飲食スペースの多さ(「ホトチャンキッチン」(←2002年限定、2003年度は「スパイスガーデン」)「ダイアモンドターン」「フードコート」等々…)等とは裏腹の、主に非開催日の土日における、開催休日(ホリデー)制度による、他地区競馬の場外発売への対応の不十分さや、すでに廃止となった新潟地区・益田等における専用場外での場外発売の、それぞれの地元一般紙・テレビ・ラジオ等への広告広報を、ほとんど全くといっていい程行わないという問題等はその最たる好例だろう。

第4に、競艇や競輪といった、類似の競技が「3連単」を導入したからと言って、当の南関東を仕切る大井が、「地方競馬の現状の検証」も全く行わないまま、目先の「収益改善には3連勝馬券しかない」という短絡的な論理に走ることによって、「我も我も」と3連勝馬券(しかも馬番)を売る事によって、逆に、南関東4本場+新潟・益田場外に行けるファンでなしに、4競馬電話投票(SPAT4)を会員として利用する(主に遠隔地や多忙がちの)ファンに対して、「コンピュータシステムの対応・更新工事の遅れ」を理由に、電投での導入を、本場+益田(2002年4月当時は競馬場として開催存続中だった…)場外での導入よりも1年間遅らせる(2003年4月導入予定…、新潟地区では2002年9月にようやく導入。)という、逆差別的な「不利益」を強いて、かえって、それが、「3連勝馬券を買いたくても、(未対応な為に)いつしかSPAT4を利用しなくなり、気が付いたら6ヶ月間無投票状態で強制解約…」の憂き目に遭うファンが出はしないか???という問題点も懸念される。(注:最終投票日からの電投における無投票期間が一定期間に達すると、約定により「強制解約」となるが、その期間は、JRA及び「地方競馬共同在宅投票(D-net)」が1年間であるのに対して、SPAT4のそれは6ヶ月間である。)

第5に、これは前述の「3連勝馬券」の電投対応とは直接の関係はないかも知れないが、全般に、スポーツ新聞での、地方競馬電話投票会員に対する、紙面上での出走表のサポートが不十分かつ、ある種の「逆差別」的な扱いを受ける、という弊害を挙げておきたい。競輪・競艇・オートレースの場合、重賞競走の出走表等を、「電話投票会員の便宜」を図る為に掲載しているケースが多いが、一方の競馬の場合は、と言うと、まず第一にJRA、次いで南関東競馬(北海道地区版では道営ホッカイドウ競馬の方が多い)、その後に「他3種競技と同等、またはそれ以下」の扱いで他地区…と言う扱いであり、「他地区競馬の電話投票を行う時に、keiba.go.jpの手を借りねば予想がそもそも出来ない」というお寒い状況を作り出しているのではないか???との懸念がある。これについては、各スポーツ紙において、早急に改善が必要なのではないのか???(「電話投票コーナー」を設けて、「場コード+各システムの対応状況(例:「SPAT4(南関東電投)のみ」「R-CALL(岩手電投)のみ」「D-net(共同在宅投票)のみ」等と表記…。)」を表示した上で、各競馬場の予想付出馬表を掲載させてやる必要があるのではないか。その方が、将来起こり得る「電話投票中心のファンの増加」に対応できるからである…。)

最後に、南関東ナイター開催時の、他地区競馬の昼間開催の「リレー場外併売」や、他地区及びJRAの競馬の、「ホリデー(開催休日)」における場間場外発売等を、4場側が、「採算上の問題」から一切行わない、と言う点についてだが、これは「大欠陥」と言われても仕方がない。現に、「ホリデー前日の南関東開催の的中馬券を、ホリデーたる土日に払戻そうと思っても、休務日にかかるため一切払戻不可…で、『どうしても』と言う者は、泣く泣くウインズ付近の『換金屋』に(手数料の差引かれた差額を)換金…という羽目に陥る上に、大井ナイター開催時のオフト後楽園では、JRAとの競合日に、JRA最終レース終了後の夕方の16時30分頃~夜の時間帯にかけて、「〆切10分前に並んでも当回レースの馬券が買えない事がある」という弊害すらも発生しているし、そもそも、南関東競馬自体、「早朝の時間帯の外向発売」すら行わないため、「多彩なファンのニーズ」に即応できずの状況でもある。(川崎競輪のナイター開催ですら、午前7時30分から外向発売がされている。)
そうした各種の問題点等についての、真摯かつ徹底的な検証も何らなされぬままに、南関東4競馬組合が、闇雲に「3連単馬券」を推進している現状には、全くもって、どこか「売上至上主義」的な「参加者たるファンを無視」した部分がある、と言う他にはないと思うが、いかがか???

(「ホリデー制度」の「馬券的弊害」について。)

ところで、南関東地区や東海地区(愛知・笠松)、兵庫県(園田・姫路)、更に道営ホッカイドウ競馬(平地)の場合、「JRAとの興行的競合」を回避しての「収益・採算の確保」の面や、厩舎関係者や開催従事員等の「福利厚生・慰労」の部分も兼ねて、「開催の中休み」としての非開催日たる「ホリデー」を、主に(通常、中央競馬の開催される)土・日曜日に設定しているが、これにも、いくつかの、馬券的な「弊害」が見え隠れしている部分があるので、以下に取り上げたい。

(1)非開催日の「ホリデー」時に、一部(例:道営ホッカイドウ競馬とばんえい競馬の併売を行う発売所)を除いては、「他地区競馬の場外発売も行われない」限りにおいて、払戻の業務も(「休務日」と言う事で)行われず、それ故に、「JRAとの馬券資金的な還流サイクル」が成立し得ない点。
(要するに、例えば、「月曜~金曜まで大井競馬開催」→「土・日はホリデーで、JRAが開催」という時に、金曜日前売で当てた馬券を、翌日~翌々日の土・日曜日に払戻す事は出来ず、払戻金をJRA等のレースの馬券資金に充てる事は出来ない」という馬券的な欠点がある、という事。)

(2)「ホリデー」時の馬券の払戻が休みになる事で、「ホリデー」にかかる土・日曜日の馬券の払戻が出来ない事により、「急場の馬券の換金」の面で、JRAのウインズ(場外)周辺で営業する「換金屋」(注:後楽園では「ドーム利益供与事件」後の、地権者たる東京ドーム側の「暴力団排除策」により排除済)に、泣く泣く(本来の的中券の払戻金から)手数料を差し引かせてもらわなければならず、ソコに付け込んでの、暴力団の「みかじめ料」(←バックマージン)等の「利権」が多分に介在してしまう恐れがある点。

(3)非開催日(兼払戻休務日)である「ホリデー」が、主に「JRA開催日の土・日曜日」に設定される事により、「土・日曜日に開催される地区の地方競馬」の競走(特に他地区の交流重賞等)の広域場外発売への対応が出来なくなる、という「レースへの興味」の部分における「弊害」をも引き起こし、それが各地区の競馬における、「馬券発売面での販路の拡大」の面における、ある種の「障壁」ともなっている点。<いくら「不採算の恐れ」がある、といっても、「発売窓口数を通常よりも減らして売る」事も出来そうに思えるのだが…。

以上の点を考えるに、これからの「地方競馬の広域的な運営統合→将来の地方・中央の運営統合」と言う面において、現状の南関東地区や東海地区における、年間の競馬開催日数(年平均開催日数300日前後、しかも平日中心)の「過密さ」は、いささか問題になる部分をはらんでいる、と言わざるを得ず、この点において「開催日程の(「地区」の壁を乗り越えての、リレー発売やホリデー発売も含めた「広域的・日常的な相互場外発売」を軸とした)広域的な整理・統合(←日程面の「相互リストラ」の部分)による、広域的な場外馬券発売網の整備、並びに人馬の交流の拡大」によって、各地区の主催者の収益力を上げる事の方が、「鎖国競馬の打破」の為にも特に重要ではないか、とも思えるのだが…。(その意味で、九州競馬(佐賀・荒尾)と岩手競馬との、広域的な「姉妹提携関係」は、「画期的」と言わざるを得ない面がある。)

例えば、南関東4競馬の馬券の広域場外発売は、上山競馬(山形県:現在は開催廃止)の、冬季休催期間における場外発売が発端となって、全国に拡大していったが、それでは、南関東地区が、その「見返り」として、「他地区の地方競馬の馬券を全レース場外発売した」事が、過去にあるだろうか?そんな訳は「ない」だろう。

あれだけ過密な開催日程をこなして、自地区の競馬の、元々の「人気」の高さの面にも助けられて、ある種「押し売り的」に、自らの馬券発売の販路を、南関東地区が「大井主導」で巨大化させてきた割には、他地区との収益・採算面での「均衡」や、競馬ファンの地区間相互の「共有化」という観点からの、「共存共栄」の面における「広域的視野」が、決定的になさ過ぎる、と言ってしまってもおかしくない部分が存在するのではないだろうか?

(交流・遠征の少なさ等の面についての考察)

ところで、南関東4競馬においては、大井競馬が「JRA認定競走」を2歳戦に組まなかったり、あるいは「JRA認定馬」が大井競馬場(調教施設としての小林分場も含む、以下同じ)に入厩した場合に、その認定権が、大井所属期間中は「保留」という形で停止されてしまうのだが、実際問題として、大井の場合のこれらとは別に、「大井以外の3競馬場(川崎・船橋・浦和)に所属する認定馬が、中央の「(特指)戦」(認定馬も出走できる、特別指定交流競走)に遠征するケースが東海等の他地区のそれと比較して非常に少なく、もしあっても大井所属騎手(例:的場文男等)を起用するケースは少ない(大方は、石崎隆之等の船橋勢を起用)」という面での、番組的な「見えない障壁」に近い部分も挙げる事が出来る。

又、南関東4競馬の場合、「その市場力、或いは背後人口(首都圏の人口:2000万人以上)や地区自体の有する経済力の『大きさ』によって、これまで地方競馬におけるトップクラスの売上を上げてきた」のをいい事に、他地区と比べても「相対的に破格」(例え下級条件戦でも、最下級のC3級の条件の平場で1着賞金100万円、5着でも10万円なのに、他場のそれはせいぜい10~20万円台…、5着賞金が数千円…という所もある。)な高額賞金(と言う名の「格差」)をもって、他地区から実力馬をゴッソリ引き抜いて転籍させたりもするが、逆に、これらが、かえって「他地区馬の関係者が中央遠征を積極的にしている裏で、南関東の場合、元々の自地区の入着賞金が「相対的に(他地区のそれより)高い」為に、有力な認定馬が「勝ち負け(言い換えれば『ヤリ・ヤラズ』による入着面での駆け引き)を計算できる」地元レースばかりに出走する一方で、「負け戦を覚悟で」中央競馬の(特指)戦に敢然と挑戦する馬が少なく、もし出たとしても「1~2戦、主に芝のレースを(能力・適正を度外にして)凡走覚悟で使い、ある意味『捨て駒(=叩き台)』として使う」ケースばかり、という状況をも生み出す要因の1つともなっている。

これらは、残念ながら、「オープン級の有力馬」にも言える事で、「ソコソコ能力のある」筈の南関東の有力オープン(A1級)馬が、他地区の地方競馬における、「東日本地区交流」或いは「全国交流」の格付を持つ交流重賞(←グレードなしの「D重賞」扱いだが、南関東限定の重賞よりも本来は「格上」の筈…。)や、他地区主催のダートグレード競走(特に馬齢限定戦…例:北海道2歳優駿・名古屋優駿・グランシャリオカップ・サラブレッドチャレンジカップ等々…)を使いたがらない理由等にも十分に「当てはまる」部分がある。

その上に、もし仮に「南関東所属の騎手が、認定馬に騎乗する為中央遠征して来た」としても、石崎隆之・的場文男等の「リーディング上位」クラスの騎手の場合ならばともかく、リーディング上位でない騎手が(特指)戦に出走する場合において、(特指)戦以外の[指定]戦(騎手指定交流競走…当日遠征してきた地方競馬の騎手が出場・騎乗できる競走)への、中央サイドの騎乗依頼が少ないという問題も挙げられるのだが…。(騎手の技量云々もあるが、「特に若手の場合、「経験差」もある意味『技量差』の内に入る」という事を考える必要があるように思えるが…。)<これも、他地区遠征の際にあてはまる問題。

又、これは中央と地方との、騎手免許の「システム上の扱いの差異」に起因するものなのだが、中央競馬の場合は、騎手の所属が美浦(東)・栗東(西)の両トレーニングセンターに分かれているだけで、厩舎に所属せず「フリーランス」の立場という騎手も(その騎乗成績の良否にかかわらず)存在する(→勿論、厩舎との所属契約を結んでいる騎手もいる)のに、一方の地方競馬の場合は、「騎手は全員いずれかの競馬場(主催者)に存在する、特定の厩舎の所属(要は、調教師に騎手が『飼い慣らされて』いる)」という、「帰属の概念のはっきりした」システムである為、特に南関東においては、「主に『丁稚奉公』の形でデビューした、『成績下位』の騎手等が、怪我等の身体故障でもないのに、ロクに騎乗機会も与えられずに『調教助手(攻め馬手)化』する」という事がよく発生するが、これが若手騎手の「伸びる芽」を摘み取ってしまっている事に、どれだけ関係者が気付いているのだろうか?正直疑問だ。

そして最後に、中央競馬との条件馬交流競走における、各地における、「対戦条件の固定化」にも起因する所のある、出走馬のレベルの「相対的な低さ」の面も、又、「見逃せない問題」として指摘しておかなければならない。
というのも、現在の地方競馬では、「1~5着までの入着総賞金」を基本として番組賞金が算出され、それによって格付・番組編成が各主催者独自の判断においてなされているのに対して、中央競馬のそれは、一種の「勝ち抜き制」による「収得本賞金」によって格付される事もあってか、その辺の違いにおいて、例えば、「対500万下条件の交流戦を勝った馬が、その後何度も500万下条件相当の交流戦に出走しては連勝しまくる、なんて事も、番組的に可能」というような問題点を、一体どうするのか、という懸念が出てしまっても、何ら「おかしくはない」状況だからである…。

(追伸)これは特に南関東の調教師等の厩舎関係者の場合に言える事だが、旧態依然とした運営体質の中で、まさか「(ファンの投じた馬券から原資が出ている)日々のレースでの『努力』によって稼いだ入着賞金よりも、本来「第三者」たるべき(!)馬主や新聞記者等の一部と親密になるのをいい事に、(気配等の)『裏情報』を流して、裏口で馬券を不正に頼んで(←インサイダー取引!)、その『アガリ』を当てにする、等というような、本末転倒なヨコシマな事を考えてはいないのか?(<本来、これらが「競馬法違反」なのは当然なのに…。)」という疑問も出て来るように思えてならないのだが…。
(この事は、既にネット上でも一部問題提起されているのだが…。<新聞紙上の印の並びと、実際のオッズが「アベコベ状態」になる「怪現象」等)

バイト先変えた…。

おかげで日銭は入るようになったが、仕事帰りにネットカフェで1~2K円飛ばす状況は相変わらず…。

日払いバイト探しは成功?!も…。

…ウマーくやれるのか、そして、7500円稼げるのか?(コレ切実)
明日は吉野家牛丼の、「1年ぶり、1日だけの」復活祭感謝デーか…。
早ょ米国産牛肉輸入再開せい!

さて…仕事でも探すか…?

…という訳で、これからネット(PC・ケータイ)でもって、日払いバイトの面接予約してきます…。どこにしようかなぁ…???
(しかし、アメブロがテキスト無制限かと思ったら、ライブドアが2ギガで応戦…。ブログも、これからは、「書きやすさの戦い」になりそうだなぁ…。)

(雑感)そう言えば…。

昨年暮れのコミックマーケット67(冬)の、スタッフ参加者の帽子、カラーが楽天イーグルスのソレとソックリやったなぁ…、ふと思い出したョ…。「スワッ、ピンクか?!」と、一瞬思うたけど…まさか、よりによって、クリムゾンレッドとはねぇ…。

(詩)俺の本籍…、「大阪近鉄バファローズ」

俺の本当の「本籍」は、阪神でも読売でも、ましてやオリックスでも楽天でもない!
大阪近鉄バファローズや!
今は、東北楽天だのオリックスだのに離散している「猛牛いてまえ戦士」を声援せざるを得ない立場やけど、何でも、「近畿産業信用組合」が府民球団再建に名乗りを上げとったんやて!
ほな、行かなぁアカンわ!闘うて、我らのバファローズを再建させようやないか!!